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教育情報

令和2年度神奈川県公立高校 募集定員発表

神奈川県公立高校の来春(令和2年度)の入試募集定員が県教委から発表されました。
 
全日制の当初募集定員は41,829名で昨年より1,248名少ない募集となります。
 
毎年各高校別の募集定員は見直されますが、来春の中学卒業生数と地域別の流入出人口を
加味して決定されます。
全体では減であるものの学校(地域)により定員増の学校もあります。

全日制定員比較
平成31年度 卒業者数            68,742人      募集定員43,077人 
令和 2 年度   卒業者数(予測)  67,062 人        募集定員41,829人 前年比較-1,248人


○当教室の近隣(旧川崎北・川崎南学区)の主な高校の募集定員の推移と昨年比較
<全日制 (普通科・専門学科・総合学科)>
 
  募集定員  (名)
29年度
(2017年度)
30年度
(2018年度)
 31年度 
(2019年度)
 R2年度 
(2020年度)
昨対増減
           
多摩 278 278 278 278  0
生田 358 358 398 358   -40 
麻生 318 318 318 318 0
百合ヶ丘 358 398 358 358   0 
市立高津 278 278 278 278 0
生田東 358 318 318 318 0
川崎北 358 358 318 278   -40 
398 358 358 358 0
麻生総合 230 230 230 230 0
           
新城 268 268 268 268 0
市立橘 198 198 198 198  0
住吉 358 358 358 358  0
県立川崎 220 225 225 223 -2
市立川崎 38/160 38/160 38/160 38/160 0 ※
※ 市立川崎は、全体の募集定員は160名ですが併設型中学校からの入学者(入学試験を行わない)
 が120名(編転入2)、よって新規の高校入学者選抜の募集は38名となります。
数名の増減は転編入定員の差です。

これが倍率にどのように影響するかが受験生の一番の関心事だと思います。
神奈川県全体の実質倍率の推移を年度別に下表にまとめておきました。

形態 年度 募集定員 実質倍率
前期選抜
+
後期選抜

< 合計 >
2008 39,440 名 1.17
2009 39,890 名 1.21
2010 41,642 名 1.22
2011 40,369 名 1.22
2012 41,410 名 1.21
< 共通選抜 > 2013 42,560 名 1.18
2014 43,959 名 1.18
2015 43,504 名  1.19
2016 43,959 名 1.21
2017 43,848 名 1.20
2018 43,293 名 1.20
2019 43,077名 1.19
2020 41,829名 ?

令和2年度入試の変更点①はこちらをご覧ください

令和2年度入試の変更点②はこちらをご覧ください




神奈川県公立高校 令和2年度(2020年度)入試の変更点①

県教委から来春(令和2年度)の入試内容が発表されました。

入試制度の大きな変更はありませんが、各校の入試内容に変更があります。
特色検査の実施や内申 : 学力検査の比率の変更、面接の評価観点 等に変更がある高校を下記にまとめました。
(内申 : 学力検査 : 面接 及び 特色検査の比率は第一次選考の数字です。)

「神奈川県公立高校の選抜の概要」はこちらのページをご覧ください

「神奈川県公立高校の再編」はこちらをご覧ください


◆各高校の入試内容の変更等
(内=内申 / 学=学力検査 / 面=面接 / 特=特色検査)

≪川和≫
・特色検査実施(自己表現)
・内申 : 学力検査 : 面接 : 特色検査  4 : 4 : 2 : 1
≪横浜平沼≫
・特色検査実施(自己表現)
・内 : 学 : 面 : 特  4 : 4 : 2 : 1
≪光陵≫
・特色検査実施(自己表現)復活(2018年までの内容とは異なる)
 共通問題と共通選択問題で実施
・内 : 学 : 面 : 特  3 : 5 : 2 : 1
≪横浜緑ヶ丘≫
・自己表現内容変更 共通問題と共通選択問題で実施
≪横浜清陵≫
・内申重点化実施 国・数・英のうち点数の高い1教科×2
≪多摩≫
・特色検査実施(自己表現)
・内 : 学 : 面 : 特  3 : 5 : 2 : 2
≪麻生≫
・内申重点化変更 英×1.5 / 音×1.2 / 美×1.2
≪市立川崎≫
・内 : 学 : 面   4 : 4 : 2
・内申重点化変更 技家×2 
≪鎌倉≫
・特色検査実施(自己表現)
・内 : 学 : 面 : 特  3 : 5 : 2 : 1
≪茅ヶ崎北陵≫
・特色検査実施(自己表現)
・内 : 学 : 面 : 特  3 : 5 : 2 : 1
≪伊志田≫
・内申重点化のとりやめ(昨年 英数国×2)
≪平塚湘風≫
・内 : 学 : 面   3 : 5 : 2
≪小田原≫
・特色検査実施(自己表現)復活(2017年までの内容とは異なる)
 共通問題と共通選択問題で実施
・内 : 学 : 面 : 特  4 : 4 : 2 : 1
≪厚木東≫
・内申 : 学力検査 : 面接 : 特色検査  4 : 4 : 2
≪厚木北・スポーツ科学≫
・内 : 学 : 面 : 特  4 : 4 : 2 : 4
≪大和≫
・特色検査実施(自己表現)
・内 : 学 : 面 : 特  3 : 5 : 2 : 1
≪相模原≫
・特色検査実施(自己表現)
・内 : 学 : 面 : 特  4 : 4 : 2 : 1
≪橋本≫
・学力検査重点化とりやめ
・内申重点化 英×2
・面接の観点から「受検者の長所」とりやめ
≪商工・総合技術≫
・面接の観点から「面接の態度」とりやめ
≪市立横浜商業・商業/スポーツマネジメント≫
・面接の観点から「受検者の長所」とりやめ


令和2年度入試の変更点②はこちら


神奈川県公立高校入学者選抜制度の概要(2020年度最新版)『S値による選抜』







神奈川県公立高校再編③ (2020年度以降)

2016年度から10年計画で始まった再編の第2期、来春の入試を含む2020年度以降の変更の内容です。
 
≪再編計画の骨子及び再編計画①はこちらをご覧ください≫



【入試に関わる再編の内容】
〇横須賀明光  国際科は募集停止、福祉課のみの募集
 クリエイティブスクールの大楠と2020年度に統合予定
〇平塚商業と平塚工業を2020年度から統合予定
〇氷取沢  2020年度からすでに募集停止の磯子と統合予定
〇弥栄  2020年度からすでに募集停止の相模原青陵と統合予定
〇神奈川総合  2021年度から舞台芸術科を新設予定
〇横須賀工業  2022年度から建設科を新設予定
〇海洋科学  2022年度から一般コース・船舶運航コースを
 船舶運航科・水産食品科・海洋無線技術科・海洋資源環境科に改編予定
〇高浜  2020年度から平塚商業定時制が普通科として移行予定、全日制は変更なし
〇瀬谷西  2021年度募集停止、2023年度から瀬谷と統合予定
〇逗子  2021年度募集停止、2023年度から城山と統合予定
 城山は単位制普通科に転換予定
〇相模原総合  2021年度募集停止、2023年度から逗葉と統合予定
〇厚木商業  2024年度から厚木東と統合、厚木東は普通科・商業科併設校に変更予定



「少子化社会における適正な規模等に基づく県立高校の再編・統合に取り組む」とした県教委目標の具体化として発表しました。



31年度神奈川県公立高校入試 学力検査結果

【 神奈川県公立高校入試結果・平均点(全日制)の推移 】
--- 25年度から共通選抜・各教科100点満点 / 24年度以前は後期選抜・各教科50点満点 ---
教科 国語 数学 英語 理科 社会
31年度 59.1 50.3 49.8 61.3 42.5
30年度 65.6 56.0 56.1 45.3 41.8
29年度 73.1 63.5 51.9 46.9 54.5
28年度 64.7 51.7 43.0 46.5 52.0
27年度 64.4 52.6 51.8 37.4 50.2
26年度 60.8 51.7 59.6 38.6 49.5
25年度 67.8 65.5 54.8 51.1 68.4
24年度 35.5 33.5 34.4 32.1 31.3
23年度 34.5 32.7 38.3 32.7 35.8
22年度 37.0 31.2 38.8 34.2 36.8
21年度 39.2 32.2 36.7 30.9 33.5
20年度 34.8 31.1 33.5 35.4 32.3
(25年度より各教科50点満点から 100点満点へと変更されています


31年度神奈川県公立高校入試(全日制)の結果が公表されました。
「マークシート」の解答形式導入から3回目の入試となりました。
マークシートが取り入れられたとは言っても、記述式の問題のみならず選択問題も含め「思考力・判断力・表現力」が問われる内容に変わりはありません。
昨年に比べやや得点し易いすっきりとした問題だったようです。

平成25年の入試制度改革以降、知識偏重型の問題から正確に問題を読み解き、そこから知識力をベースに結論を導き出し、それをどう表現するかを問う内容の問題へと変わっています、この傾向は継続的に続いています。

以下に今年度の各教科の入試問題の主な内容を記します。


□ 英語 □

昨年度は各問の配点が変更となりましたが、今年度は昨年を踏襲する形となりました。

「聞くこと」「書くこと」「読むこと・書くこと」についての基本的な問題の正答率は高かったが、対話の流れを理解して単語を正しく書く問題・指定語が与えられ日常の場面にふさわしい内容を考え英文をつくる問題の正答率が低かった。
問1リスニング、会話文を正確に理解し選択しを選ぶ内容は、選択肢の英文が長くなったため解答に時間を要したと予想される。
問4の並べ替え問題、特に(ウ)は選択肢内にlike や watch という同じ単語でも品詞が複数紛れているので良く考える必要のある内容でした。
問8読解問題、昨年の550語程度の問題から、今年は750語程度と語数が増加し、読んで理解するのに時間を要する問題だった。
昨年に比べ平均点が下がった英語の問題でしたが、基本は既習の文法や文章構成の力が問われる内容で、日頃から英語に幅広く接した学習が必要な問題でした。


□ 数学 □

基本的な計算力を問う問題の正答率は高かった(問1・問2)が、条件を正確に読み取り考察することが必要な関数の問題、平面図形・立体図形の問題や条件を満たす方程式を立式して解を求める問題の正答率が低かった。
問5の確率の問題は、条件の把握に加え場分けが必要で、情報処理能力が要求された。
問7の証明問題は、(イ)において特殊な図形になるための条件を問う新しい傾向の問題だった。


□ 国語 □

助詞の用法で同じ働きをするものを選択する問題、理論的な文章の空欄を埋める語の組み合わせを選択する問題で正答率は高かったが、図の読み取りに関して文中の空欄に適するものを選択する問題、指定された語句を用いて制限時数内で記述する問題で低い正答率だった。
漢字の出題は昨年に比べ難化した。読みには漢検2級のものが出題され、漢字の書き取り選択問題において難度の高い熟語が多く出題され例年と違い得点に結びつけるのが難しい内容でした。

問3の小説は文章自体はそれほど難しくはないが、選択肢の正答において本文の内容を抽象化したものがあり、選択肢も迷いやすいものが多く難度が高かった。
問5も難度の上がった問題で、資料読み取り作文は(ア)と(イ)の両問で丁寧な読み取りを必要とした。


□ 理科 □

例年通り全分野から出題され、理科的に深く思考する問題ではありましたが、ここ数年来の難度の高さから比べると平易化した印象で、基礎的な知識を問う問題が多かった。
問1・問5の物理分野では文章や図形から読み取った内容を原理原則に当てはめて解く問題で、
問2・問6の化学分野では、化学変化・イオンの問題が出題され、基礎的な知識を問う内容が多かった。
注意が必要だったのは、問3・問6の生物分野で、問題文を正確に読み解く力が求められ、問4・問8の地学分野では、与えられた情報の読み取りに注意し知識と計算力が求められる問題でした。


□ 社会 □

基礎的な知識を問う問題の正答率は高かったが、より深い知識と理解の上に思考・判断した結果を選択する問題の正答率は低かった。また、比較的近い時代の出来事を因果関係によって並べ替える問題の正答率は昨年に比べ高くなった。

地理では時差の出題がなくなり、地形図を用いた問題の難度が上がった。唯一出題された文章記述問題は、答えがかなり絞られる問題で熟考が必要であり、文章問題のこの傾向は今後も続くと予想される。
公民は時事的な内容を含めた政治・経済の広い範囲にわたる知識と、その知識を用いて正しく結論付ける判断力が求められる内容でした。


  《  まとめ  》

25年度の入試制度改革以降の「思考力・判断力・表現力」を求める出題の傾向に変わりはありませんが、昨年度の「マークシート」導入により記述の作業時間が減ったものの選択肢を選ぶ内容はより深化した難度の高いものへと変わっています。この傾向は次年度以降も継続されると予測されます。

神奈川県の公立高校入試で良い結果を出す為には、普段からの学習でたくさんの演習を繰り返す事により知識量だけでなく(知識力がある事がベースですが)考える力を身に付けていく事、思考力・判断力そして表現力を早い段階から習慣として身に付けていく事が大切です。












31年度版「神奈川県公立高校偏差値ランク表」(2019年春)

【 神奈川県公立高校 R2年度(2020年度)入試用資料 】

平成31年度(2019年度) 公立高校合格者追跡調査結果による最新版偏差値ランク表です。
採用する模試により高校別のランクは異なります、ひとつの目安とお考え下さい。


31年度偏差値ランク表.jpg

※ 神奈川県公立高校入試の選抜基準はS値です、偏差値はあくまでも目安のひとつです。

画像上でクリックすると拡大できます。




神奈川県公立高校入試状況(2019年度)


今春実施実施された神奈川県公立高校の入試がどのような状況だったか、数字で振り返ってみます。

神奈川県の公立中3生は2013年まで増加傾向でしたが、以降2016年まで7万人前後で増減を繰り返していましたが、2017年・2018年と減少に転じています。
2019年の卒業者数も前年より484名少ない68,656名でした。
また、10月の進路希望調査の段階での進学希望率は昨年より下がって96.2%(昨年96.7%)でした。

実際の出願は、全日制募集定員42,810名(昨年比233名減)に対し、最終応募者数50,887名で応募倍率は1.19倍、一昨年・昨年に続き低下の傾向です。
高校別の倍率を見ると、昨年に続き二極化がはっきりと現れ人気校の倍率が昨年より上がったのに対し、応募者が募集定員に満たず二次募集をかけた学校が34校と昨年を上回りました。


応募倍率トップ10 (普通科)

 
 
2019年度(普通科).jpgのサムネイル画像






















普通科の倍率トップは今年も横浜翠嵐で、2008年の入試制度改革以降トップを維持し続けています。
トップ10の人気校はほぼ常連校が占めています。その中で横浜緑ヶ丘が毎年順位を上げ今年は2位に浮上してきました。





応募倍率トップ10 (専門科 / コース等)

2019年度(専門).jpg





















専門系の科・コース別では、昨年から若干傾向に変化があり倍率上位には専門色(職業色)の強い科・コースが現れ倍率の高い人気校となっています。
現在進行している高校再編で、普通科系専門学科や総合学科の転換が進められたことがひとつの要因と考えられます。




学習指導要領の改訂にともなう高校の履修科目の変化


学習指導要領の改訂にともなう高校で学習する教科(科目)が、一部変更になることを以前blogに書きましたが、問い合わせが多かった事からこちらのページにも書き添えておきます。

2020年度の大学入試制度の改革をアタマに高大接続の三位一体の大きな改革が実施されます。

blog ⇒ 高大接続の「三位一体改革」

blog ⇒ 学習指導要領の改訂



2019年度から2021年度の移行期間を挟んで、2022年度より実施される高校の学習指導要領の改訂ですが、
各教科のうち履修科目の変更がある教科について下の一覧にまとめました。
新たに「理数」教科が新設されます。

2020高校・指導要領改定一覧.pngのサムネイル画像
【国語】

科目の構成が全面的に刷新されます。
重点的な指導項目として「言語能力の確実な育成」をあげています。
必修科目となる
○現代の国語…実社会・実生活に生きて働く国語の能力の育成
読書.jpg○言語文化…上代(万葉集の歌が詠まれた時代)から近代につながるわが国の言語文化への理解を深める。

それぞれ2単位ですが、国語総合が「2単位まで減可」となっていますので、上記2科目が増となるも可能性もあります。



【地理・歴史】

上表のように従来はそれぞれの科目Aのみ必履修だったものを「地理総合」・「歴史総合」として必履修科目とする。

日本史・世界史が統合されます。
世界との結び付きがさらに強くなる情勢の中、歴史総合においては18世紀以降の日本と世界の動向を関連づけて学びます。


【公民】

新たに「公共」が新設され必履修科目となります。
科目新設の目的は、選挙権年齢が引き下げられ高校生への主権者教育の重要性が増していること、安全保障や国家主権など現代社会の課題を多目的に考察・解決する力を育成する為とされます。
これまでの“現代社会”“倫理”“政治・経済”の一部の内容も引き継ぎます。
数学.jpg

【数学】

「数学C」の復活(以前のものとは単元構成が異なる)
現行の数Ⅲに含まれる“平面上の曲線と複素数平面”が数Cに移動する。
現行数Bの“ベクトル”が数Cに移動、これにより単位数も変更となります。


小学英語①.jpg
 【英語】

「英語コミュニケーション」と「論理・表現」の2本柱で構成されます。
低いとされる日本人の英語力を総合的に向上させる事を目的とし、基本の聞く話すのコミュニケーション力を養う「英語コミュニケーション」と、スピーチ・プレゼンテーションなどのアウトプットを重視した言語活動の向上を目的とした「論理・表現」の2部構成。

文科省は高校卒業までに学ぶべき語彙数の目標を現行の3000語程度から、4000~5000語程度に拡大としています。


【理数】

化学式.jpg教科横断型の新しい教科を設置
教育的成果の大きかったSSH(スーパーサイエンススクール)での学習を一般の高校でも取り組めるよう教科として新設。

理数探求…生徒が自分たちで協働的に研究を進め論文の形にまとめ発表する。


   大学入試制度改革と高校の学習指導内容の変化(その1)





31年度神奈川県公立高校 募集定員発表

神奈川県公立高校の来春(平成31年度)の入試募集定員が県教委から発表されました。
 
全日制の当初募集定員は43,077名で昨年より216名少ない募集となります。
31年度はすべて県立高校からの削減とし、市立高校は削減しません。
 
毎年各高校別の募集定員は見直されますが、来春の中学卒業生数と地域別の流入出人口を
加味して決定されます。
全体では減であるものの学校(地域)により定員増の学校もあります。

全日制定員比較
30年度 卒業者数     68,878人                   募集定員43,293人 前年比較 -555人
30年度 卒業者数(予測)68,280人(-598人)  募集定員43,293人 前年比較 -216人


○当教室の近隣(旧川崎北・川崎南学区)の主な高校の募集定員の推移と昨年比較
<全日制 (普通科・専門学科・総合学科)>
 
  募集定員  (名)
28年度
(2016年度)
29年度
(2017年度)
30年度
(2018年度)
 31年度 
(2019年度)
昨対増減
多摩 277 278 278 278  0
生田 317 358 358 398   +40 
麻生 318 318 318 318 0
百合ヶ丘 357 358 398 358   -40 
市立高津 278 278 278 278 0
生田東 357 358 318 318 0
川崎北 317 358 358 318   -40 
397 398 358 358 0
麻生総合 278 230 230 230 0
           
新城 267 268 268 268 0
市立橘 198 198 198 198  0
住吉 358 358 358 358  0
県立川崎 230 220 225 225 0
市立川崎 158 38/160 38/160 38/160 0 ※
※ 市立川崎は、全体の募集定員は160名ですが併設型中学校からの入学者(入学試験を行わない)
  が120名(編転入2)、よって新規の高校入学者選抜の募集は38名となります。
  数名の増減は転編入定員の差です。


これが倍率にどのように影響するかが受験生の一番の関心事だと思います。
神奈川県全体の実質倍率の推移を年度別に下表にまとめておきました。

形態 年度 募集定員 実質倍率
前期選抜
+
後期選抜

< 合計 >
2008 39,440 名 1.17
2009 39,890 名 1.21
2010 41,642 名 1.22
2011 40,369 名 1.22
2012 41,410 名 1.21
< 共通選抜 > 2013 42,560 名 1.18
2014 43,959 名 1.18
2015 43,504 名  1.19
2016 43,959 名 1.21
2017 43,848 名 1.20
2018 43,293 名 1.20
2019 43,077名 ?

神奈川県公立高校再編計画①
神奈川県公立高校再編計画② はこちらをご参照ください。

31年度入試の変更点はこちら

31年度志願倍率 (最終版)




神奈川県公立高校再編計画 ②

神奈川県教育委員会は、「県立高校改革実施計画(Ⅱ期)」を発表しました。
2016年度から10年計画で始まった再編の第2期として2020年度~2023年度にかけての計画になります。
 
≪再編計画の骨子及び①はこちらをご覧ください≫
 
入試に関わる再編の内容を下記にまとめました。
 
【学科新設・改編】
○  神奈川総合高校に2021年度から“舞台芸術科”を新設
○  横須賀工業高校に2022年度から“建設科”を新設
○  海洋科学高校は2022年度から“船舶運航科”“水産食品科”“海洋無線技術科”“海洋資源環境科”を新設
   船舶運航科は既存のコースを学科として設定するものです。
【募集停止・統合】
○  瀬谷西高校は2021年度から募集を停止、在校生の卒業とともに瀬谷高校に統合します。
○  逗子高校は2021年度から募集停止、在校生の卒業とともに逗葉高校に統合します。
○  相模原総合高校は2021年度から募集停止、在校生の卒業とともに城山高校に統合します。
○  厚木商業高校は2024年度から厚木東高校と統合、在校生は2023年度末に厚木東高校校地に移動します。
 厚木東高校は2024年度から普通科・総合ビジネス科併設校となります。統合によって募集定員の削減  が見込まれます。
 
県教委は「少子化社会における適正な規模等に基づく県立高校の再編・統合に取り組む」とした重点目標の具体化として策定されたものです。

 

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