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塾長ブログ.....思いつくまま そのままに。

志望校を選択するにあたって(その2)

前回は、中学3年生の高校受験について志望校選択の目安を書きましたが、今日は大学の受験についてです。
 
その前に…。
一般的に大学を卒業すると社会人として自立しなければなりません。
大学院に進学し研究者として活躍する人もいると思いますが、いずれにせよ卒業すれば今までの学びあるいは研究を生かし学生から社会人として独り立ちしなければなりません。
 秋空.jpgのサムネイル画像
そこで、その入り口 高3大学受験生の志望校の選択ですが、「大学を選ぶのではなく学部・学科を選べ」….です。
みんな大学の名前を口にします。
当たり前のようですが、将来の自分が自立する為の学びができる学部・学科があるかどうかが第一の選択肢です。

大学を選ぶのではなく、将来の希望職種につく為に最適な学び舎を選ぶのです。
 
大学とは、高校までの主に一般教養を学ぶ学校とは違い、社会に出た時に第一線で活躍できる専門的な知識や技能を修得、あるいは研究する場所であると私は思います。
何となく大学へ行く時代は終わりました。

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昨今の企業はすぐに活躍できる(企業の業績に貢献する)即戦力の人材を求めています
終身雇用はひと昔前の話しで、まっさらな人材を企業自らが入社後に一から育て、社員は一生かかって会社に奉公する時代ではありません。
また転職も自由です。
 
日本には、伝統的な職人技を何十年もかかって習得する「匠」の世界は存在します。
一人前になった職人業や職人芸を持つ人材がまた次の世代に技を伝承するこの世界は無くしてはいけない貴重な存在です。
「匠」の世界はこの先も欠くことの出来ない特殊な世界ですが、一般的な企業は前述の通りです。
 
是非とも将来の自立に役立つスペシャルな学びや研究ができる学校を選んで下さい。
 
高校から大学にかけての学校の在り方が変わろうとしています。

“共通一次試験”から始まった“大学入試センター試験”は2019年で終了し、2020年から新しい試験方式の“大学入学希望者学力評価テスト”に改変されます。
 
大学入学.jpgのサムネイル画像参考・センター試験関連の記事はこちら

 
また、型にはまった学力検査だけではなく、近年は推薦入試やAO入試といった形態の入学者選抜方式も国公立を含めたさまざまな大学でその比率を高めています。
 
前述のように大学(の勉強)とは、義務教育~高校までに学んだ一般教養をベースにし専門分野(自分の得意な、或いは好きな分野)に特化し、それを奥行き深く勉強(研究)し、即戦力として社会の第一線に出る為の機関であるべきだと私は思っています。
 

GOOD.jpg多様な切り口から個人の潜在的な才能を発掘・開花させる為の色々な入り口があってよいと思います。
 

人間 好きなもの興味のあるものは深く追求できるアンテナを持っています。
実際にゼミや研究室では企業とのコラボレーションや新しいビジネスモデルの構築も大学の研究から創出されています。
 
今や選り好みさえしなければ誰もが大学に行ける時代です。
名前などに拘らず高校3年間で自身の進む方向をしっかりと捉え、将来に活かせる Good な道を選んでください。




志望校を選択するにあたって(その1)

夏休みも終わり学校では2学期の授業あるいは後期の授業に入り中3生・高3生はいよいよ受験生である事を実感している頃と思います。
 
志望校を絞り込む時期ですが、志望校の選択について日頃から私がそれぞれの受験生(高校受験生・大学受験生)に話していることを少し書いてみたいと思います。

秋空②.jpg中学のうちに将来の目指すべき方向が決まっている生徒は、稀ではありますが何人かはいます。
そういう生徒には当たり前ではありますが、目指すべき職業の基礎を学べるカリキュラムのある学校を選ぶよう薦めます。
例えば、芸術系(美術・音楽等)のコースがある学校だったり看護課や福祉課 或いは工業・商業・農業それぞれの専門高校もあります、また普通科でも理数系に特色のある学校であったりその子の将来の希望が決まっていれば選択できる学校はちゃんと存在します。
 
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しかし、中学生の時点ではまだまだ将来の選択は曖昧です。
そんな大部分の生徒は「高校3年間で将来の自分を見付けること。」….です。
大学進学を含め実質的には2年弱である程度の道筋を決める必要はありますが、まだ時間はあ
ります。
 
普通科の中でも選択肢はあります。
近年は公立高校の普通科でも学校ごとに特徴づけをしています。
前述のように理数分野を学校全体の特色として打ち出す高校や国際系の特色を打ち出す高校、あるいは芸術志向の普通科高校というように。
 
特に神奈川県では昨年度からは始まった「公立高校再編計画」の柱のひとつに「生徒の多様性を尊重し、個性や能力を伸ばす、質の高い教育の充実」を掲げています。
 
普通科に進むにあたっても中学時代に興味のある分野であったり得意だった科目、あるいは成績の良かった教科なども目安となるかも知れません。
 
あとは今の自分とこれから(入試まで)の進捗度合い(内申・学力)を照らし合わせて実力で突破できる高校の選択です。
当教室では現状の成績と模試の結果、そして多くの蓄積データから根拠となる数字を提示し目標となる高校を科学的に搾り出します。

 
そして日々
ADVICE.JPGの指導で目標とする志望校の合格まで全力でバックアップして行きます。
内申点を上げる日々の努力や今後複数回実施する模試の結果が目標値を上回れば、志望校の上方修正をします。
 
2期制の学校は10月に前期の成績が出ますが、まだ3学年の最終内申が出たわけではありません。
公立高校入試は、中学の「内申点」・入試日当日の「学力検査」・「面接」の総合評価の共通選抜方式です。
内申を上げるのは今しかありません、12月の最終評定が出るまでは、まずは内申を上げる努力です。
 
神奈川県公立高校入学者選抜制度の内容は、こちらをご覧ください。
 
 
< 参考 >
■ 神奈川県公立高校再編計画 改革の柱

b5c9913df14fc8199fb00f79ce28fb96.jpg 1.  生徒の多様性(ダイバーシティー)を尊重し、個性や能力を伸ばす、質の高い教育の充実
2.  魅力ある学校づくりを一層推進する学校経営力の向上
3.  少子化社会の中で生徒に望ましい教育を推進する県立高校の再編・統合
 
神奈川県教委より2016年度からの10年計画の第一期として2020年度までの教育内容の取り組みや再編・改変が示されました。
 
詳細は、こちらをご覧ください。
 
 
小学校から中学校あるいは高校までも含めての学校生活は、広く一般教養を学び将来の自立を考える時までに自身で選べる選択肢を数多く持つのが大きな目的です。
やって良い事 悪い事、挨拶や人間関係の構築方法なども知らずに学んで来たはずです。
 
 
高校受験について書いてきましたが、大学受験の志望校選択は高校受験とはまた違ってきます。
 
それでは大学は….。
いつもながら文章が長くなってきたので、次回書きます。
 



秋の気配...?

うろこ雲③.jpg
日中はまだまだ暑いのに、今朝は涼しかったですね。

そして空を見上げると「うろこ雲」...。

巻積雲の別名です、この雲が広がると秋の気配を感じてしまいます。

「うろこ雲」は秋の季語として、短歌や俳句にも詠まれています。

来週はもう9月。 

いつの間にか秋がそこまで来ているんですね。

うろこ雲①.jpg

学力テスト&全県模試

週明けから学校が始まる夏休み最終日......今日は、小学生と中学1・2年生の学力テストの日です。

中3は昨日「神奈川全県模試 ※」を受験しました。
二日間にわたり生徒全員がテストを受けました。

2017.8.27学力テスト (2).jpg
夏休み中にがんばった学習成果を今日のテストに集中しました、みんな良く頑張りました。
“学力テスト”は全国規模のテストですので全国順位も出ます。
また中3生が受けた“神奈川全県模試”は、志望校判定が出ます。

目玉先生.jpg


次の授業時間に今回のテストの内容の解説を行います、解らなかったところをじっくりと解るまで指導していきます。

今回の結果に一喜一憂するもよしですが、理解不足の部分や解らなかったところを発見し次の結果に繋げる為のテストでもあります。



※当教室は 「神奈川全県模試」 指定準会場です。



神奈川県公立高校 来春の入試

来春(2018年度)の神奈川県公立高校 各高校別の入試内容が神奈川県教育委員会から発表されました。

平成25年度の入試制度改革から6年目を迎える来年度の高校入試です、新制度の定着とともに昨年発表された「公立高校再編計画」の2年目、そして解答方法のマークシート導入の2年目となる入試です。

学校2.jpg制度自体に大きな変更はないものの複数の高校で修正が加えられています。
“ 内申 : 学力検査 : 面接 ” の比率の変更、重点化の実施や廃止、面接の観点の変更等において各校独自の変更が図られています。

2018年度の再編の大きなものとしては、「相模原青陵」・「磯子」のそれぞれ他校との統合による募集停止、「横須賀明光」の国際科の募集停止が上げられます。

再編計画は10年計画ですので、2019年度・2020年度も引き続き実施される予定です。

2018年度の再編関連と各高校別の選抜内容の変更点を “ 教育情報 ” のページに記しましたので詳細はこちらをご覧ください。



2018年度神奈川県公立高校入試日程




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