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塾長ブログ.....思いつくまま そのままに。
学力テスト
近隣の学校は今週の火曜日から授業が始まっていますが、塾では今日が夏期講習最終日 夏の締めくくりの学力テストの日です。
先週は中3生の神奈川全県模試を実施しましたが、今日は小5生~中2生が受験する学力テストです。
夏休み中に夏期講習でがんばった学習成果を今日のテストに集中
“学力テスト”は全国規模のテストですので全国順位も出ます。
テストはただ受けて結果を見るだけでなく、次の授業時間に今回のテストの内容の解説を行います、解らなかったところ理解不足だったところをジックリと解るまで指導していきます。
今回の結果に一喜一憂するのではなく、理解不足の部分や解らなかったところを発見し次の結果に繋げる為のテストでもあります。
そして、来週は各中学校で前期期末テストが実施されます。
夏期講習後半は、テスト範囲の復習と理解を深める対策授業を行ってきました。
みんなガンバっ !!
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室) 2024年8月31日 14:21
格差が広がる高校生(2)
小中学校までは義務教育です。
各学年順を追って自動的に進級します、留年はありません。
学習指導要領の改定ごとに教科書も厚くなり、学習すべきことが増えています。
学校の先生は授業計画に沿って授業を進めます、先生は正しいことを言っているので、生徒たちは「分かった解った」と思っているうちにどんどん進んで行ってしまいます。
特に定期テスト直前はかなり駆け足の授業となる学校もあります。
1回教わっただけで本当に理解している子は何人いるでしょう。
どこかで躓いてその単元が解らないまま進級してしまうと、次の学習内容がもっと分からないと言う事例はよくあります。
例えば中学1年生の内容の「正負の数」が理解できていないまま中学3年生になってしまった子、be動詞一般動詞の区分活用が解らず3年生になってしまった子。
学校での中学3年生の授業は3年生で学ぶべき内容です、前学年の躓き部分をそのままに3年生になってしまった子に3年生の授業は分かる筈もなく、つまらない授業時間を延々と過ごし「早く授業終わらないかなぁ」となるのです。
勉強=苦痛 となってしまいます。
学習意欲が低下し、勉強が嫌いになってしまった生徒は、受験勉強も程々にとりあえず「選り好みしないでも入れる高校」へと集まっていくのです。
そのツケを作ってしまった小中学校ですが、その先生たちも大変です。
40人弱の生徒を相手に指導し一人ひとりの生徒その全員の理解を達成させる事は難しいでしょう。
塾に通えば良いという問題でもありません、そこには経済的な負担も生じます。
また高校受験生でも中3の後期から駆け込みで塾に通う子もいますが、基礎から指導する事もままならず、テクニック面の対策だけで志望校に押し込んでも、本当の実力は伴っていません。
すぐには出来ない事かも知れませんが、少人数クラスの編成、多くの教員数の確保、教員の指導レベルの向上等々、いま取り組まないと将来の日本は危ないです。
年々広がりを見せる高校の格差のことを書きましたが、低偏差値高校そのものの改革以前に義務教育部分の改革 “分からない分野を最低限理解できるまで丁寧に教える” 、そして学ぶことの意味や将来の社会的貢献を解ってもらう教育ができる学校現場となる事を願ってやみません。
格差が広がる高校生(1)
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室) 2024年7月24日 20:23
格差が広がる高校生(1)
しかし、その進学先の高校において大きな格差が生じているという現実があります。
いろいろな資料を見ての通り偏差値による高校間の序列が形成されている為、高偏差値の高校と低偏差値の高校では学習状況に大きな隔たりが生じています。
まず、神奈川県においても高校別の受験倍率において上位校と下位校では大きな差があります。
令和6年度入試を見ても2倍近い倍率が出ている上位校群に対し、倍率の立たない(募集定員に満たない)学校が多数存在し二次募集で定員を確保、或いは二次募集でも定員を満たす事が出来ず定員割れ状態で新年度を始める高校も複数存在します。
このように “選り好みしなければ誰でも高校進学ができてしまう” 時代です。
《 神奈川県公立高校偏差値ランク表 》
http://www.wase19-land.com/information/2024/05/entry_1463/
上位校には学習意欲も高く、学力の高い生徒が集まります。
一方下位校には神奈川県中から学力だけでなく知的好奇心を持たない意欲の低い子が集まります。
知的好奇心を持たない子は、努力なく今 面白いこと、感覚的・瞬間的に面白い事にしか興味がなく、苦労して分かる楽しさや深く探求する面白さが分からず、勉強は出来れば避けて通りたい面白くないもののナンバーワンとして育ってきてしまった子たちです。
※知的好奇心
物事に興味や関心を抱いた上で「もっと深く知りたい」と思う気持ち
学問だけ勉強しろと言っているわけではありません。
いろいろな事に首を突っ込み興味を持ち学ぶ、探求する事で視野が広がりそれが結果的に将来の職業選択の選択肢を広げる事へと繋がる訳です。
まだまだ高校生と言ってしまっては、その子の将来を見捨てることになります。
ここまで高校の事を書いてきましたが、問題は高校のみに非ずです。
少し長くなってきたので、つづきは次回書きます。
格差が広がる高校生(2)
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室) 2024年7月23日 20:11
夏至と梅雨入り
きょう関東では梅雨入り宣言もされたようで、梅雨入りの日に夏至を迎えるのは珍しい事のようです。
私たちの住む北半球では一年のうちで最も昼の時間が長い日、というのは誰でも知っている事ですが、天文の世界での出来事は年に1度だけ太陽が北回帰線の上を通る(折り返す)のが夏至の日です。
太陽は、ずっと赤道のうえに居座っているのではなく、1年という長い周期で北回帰線と南回帰線の間を行ったり来たり.....しているように見えるのです。
実際には下の図のように太陽が動いているのではなく、地球が地軸を傾けた状態で太陽の周りを1年かけて回っている為そのように見えるわけです。
地球の傾きは、23.4°(公転軌道垂直面に対し)です。
上の図の真ん中の上(春分)と下(秋分)の日は、昼と夜の時間が同じですね。
太陽がちょうど赤道上にいる日(通過する日)です。
夏至と真逆の冬至の日は日本から遠い南回帰線の上に太陽がいる(ように見える)日なので、昼も短く南中高度が低いため日射の角度も寝ているので寒いんです。
下の図は冬至の日を表しています。
地球が傾いて太陽の周りを回っているからこそ、中緯度に位置する日本に春・夏・秋・冬の四季が訪れるのです。
最近の研究では、地軸の傾きが徐々にズレてきているという事ですが、すでに地磁気の極と極点(自転の軸)がズレているのは知られています。
太古のむかしには地軸が公転軌道面に水平だった時期もあると聞きます、何億年も前のことです。
このあと何億年後の地球はどうなっているのでしょう。
そんなことを考えていると、また眠れなくなるので今日はこのへんで…。
関連ブログ 「大暑」と「夏至」
関連ブログ 北極の異変
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室) 2024年6月21日 19:35
中間テスト対策勉強会
そんな中、あっという間に季節は進み近隣の中学校では もう来週・再来週が中間テストの時期です。
直近の塾の授業でもテスト範囲の復習を重ねてきましたが、今日は特別対策授業です。
通常の授業は個別指導形式ですが、今日の授業は学年別のグループでの学習です。
しかも今日の授業は『授業料無料』です。
教室のレイアウトもいつもの個別型とは異なり学校型の机配置です。
テスト範囲の中の「ここ出るょ !」の予想問題と、みんなが苦手(理解不足)なところを理解して「ここで差を付けよう !」を集中的に学習します。
それでも足りない子は居残ってとことんまで指導を受けています。
先生も最後まで付き合います。
これぜんぶ『無料授業』です。
がんばれー
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室) 2024年6月 1日 14:43