カテゴリ
最近のエントリー
HOME > 塾長ブログ.....思いつくまま そのままに。 > 「学習」とは、スキルビルディング...安曇野のそば打ち名人
塾長ブログ.....思いつくまま そのままに。
「学習」とは、スキルビルディング...安曇野のそば打ち名人
秋の足音が聞こえる信州安曇野へ、今年も美味しいお蕎麦を食べに行って来ました。
またまた今年も 「美味しいおそばを食べにおいで」の一言に誘われて、穂高の山懐で学生時代の友人が営むお蕎麦屋さん“石松庵”に行ってきました。
以前のブログでも書いたように、彼は明け方から毎日その日の外気温から水温そして使うそば粉等々に合わせて蕎麦を打つのだと言います。
そして今やっと自由自在に思うような蕎麦を打てるようになったと彼は言います。
三十年もの間 続けてきた反復練習で、微妙な“いい塩梅(あんばい)”の加減にたどり着き、その日その時のいろいろな条件に応じて自在に美味しいおそばが打てる技を習得したのです。
まさにスキルを極めノウハウを確立した『そば打ち名人』と言うところでしょうか。
訪れたその日も美味しいお蕎麦を求めて観光客から地元の人まで、お店の中はお客さんでいっぱいでした。
私の友人は、何年にも渡り蕎麦を打ち続ける事で、スキル(技能)を向上し、言うなれば蕎麦職人としての腕前を上げてきた訳ですが …
話題変わって、学習する事そして学力を上げるという事とは、つまり一種のスキルビルディングです。
学校の授業を一度聞いただけで解ったつもりになっていても、それは解った気になっただけで本当の理解までたどり着いていない事が多いのです。
一度学んだ事をもう一度復習する、類似問題で反復練習を重ねる事により本当の力として身に付いていく事が本当の“学習”です。
そして、以前のブログ「知識は、入れたり出したり」で書いたように、学んだ事柄を常に使える状態にしておくことも大事です。
ちょっと例えは飛躍しますが、駅前で昔の古い友人にばったり会ったとします。
暫くぶりなので、顔は良く覚えているのに名前が…喉まで出かかっているのに出てこないぃーなんて事が…。
知識としてはあるはずのものが出てこない、頻繁に使っている知識はすぐに出てきますが、一度覚えただけで暫くの間使わないで放っておくと記憶の奥の方に塩漬けになってしまって、なかなか出てきません。
いつでも使える(すぐに出てくる)知識にしておくにはどうしたら良いか。
それは、『 復習、そして反復練習です。』
一度入れた知識は入れっぱなしにしないで、出してみる。
入れたり出したりを繰り返していれば、直ぐに出て来るいつでも使える知識として頭の引き出しの中に整理されてキチンと定着していきます。
何単元か進んだら、必ず振り返り学習。 引き出しがスムーズに開く事が大切です。
前に覚えた知識を使って応用する問題もどんどん出てきます、だから以前学んだ知識ややり方が出てこないと困る場面もあります。
予習して先取り学習する事も勿論大事ですが、それも ちょっと進んだら振り返り学習して本当の身になる知識として学習していきましょう。
期末テストの直前に大慌てしないように…。
学生は『 復習 命 !! 』です。
美味しいおそばの『石松庵』(せきしょうあん)は、長野県安曇野市 TEL : 0263-83-5858
・・・でした(^0^)/
おまけ
旧信越本線 碓氷峠の重要文化財「めがね橋」、横川の「鉄道文化村」を見学し、明治から平成の長きに渡り、鉄道が峠の急勾配に挑んだ歴史を学んで来ました。
そのお話は、また後日...。
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室) 2019年10月 9日 20:59