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大学入試英語成績提供システムについて、全国高等学校長協会が文科省に申し入れ
既報のように2021年(現高2の受験時)の大学入試より新制度による『大学入試共通テスト』が実施されることが決定しています。
なかでも英語科において4技能(聞く・読む・話す・書く)の能力を判定することを目的とした「大学入試成績提供システム」の導入について、全国高等学校長協会が高校側の不安解消を求める要望書を文部科学省に提出しました。
「大学入試成績提供システム」は、民間事業者により既に実施されている検定試験を活用するいうものです。
問題のひとつは、高等学校が把握すべき各検定試験の実施日や場所の情報が不明確であること。
また、約3分の1の大学の活用状況が未定であること。
現時点では、受験生である高校生の不安を助長する内容となっている事を大きく取り上げています。
受験を希望する者は、高校3年生以降の4月~12月の間に受検した2回までの検定試験の結果が共通テストの成績として大学に提供されるとしているが、どの検定試験を採用するかについては、文科省は1社に絞り込むことは出来ず、結局以下の各検定試験が共通テストの「英語」の試験として、成績提供システムに参加することとなっています。
・ケンブリッジ英語検定
・TOEFL iBT
・IELTS (IELTS Australia)
・TOEIC (L&R .S&W)
・GTEC
・TEAP
・実用英語技能検定(英検)
・IELTS (British Ccounsil)
どれを受検するか、各テストの傾向を調べどれが自分に適しているのか(点数が取り易いか)も見極めなければならない。
そして結果が採用されるのは2回分であるとはいっても、複数回受検し受検慣れすることも出来るとすれば、高額な受験料のテストもある事から家庭の経済力のことも考えなければなりません。
そして更なる問題点が.....各テストの評価方法が異なるため、同一の尺度で比較する「ものさし」が必要です。
文科省は、各検定試験の点数・レベルの対照表を作っているという事ですが、はたして正確な「ものさし」が作れるのでしょうか。
例えば、英検2級がTOEFLの何点に相当するのか、科学的根拠が必要となります。
このように既に1年半後に迫った新しい制度のもとに実施される「大学入試共通テスト」が正しく実施される為に解決すべき課題は山積です。
高等学校長協会のみならず受験生やそのご家族が心配するのも当然です。
文科省に対し、高等学校長協会は実施の延期を申し入れています。
ここはひとつ“萩生田 新文部科学大臣”に頑張って問題解決にあたって戴きたいと思います。
加計さんとゴルフやってるどころではないですょ !
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大学入試が変わる②
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「大学入試成績提供システム」は、民間事業者により既に実施されている検定試験を活用するいうものです。
問題のひとつは、高等学校が把握すべき各検定試験の実施日や場所の情報が不明確であること。
また、約3分の1の大学の活用状況が未定であること。
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受験を希望する者は、高校3年生以降の4月~12月の間に受検した2回までの検定試験の結果が共通テストの成績として大学に提供されるとしているが、どの検定試験を採用するかについては、文科省は1社に絞り込むことは出来ず、結局以下の各検定試験が共通テストの「英語」の試験として、成績提供システムに参加することとなっています。
・ケンブリッジ英語検定
・TOEFL iBT
・IELTS (IELTS Australia)
・TOEIC (L&R .S&W)
・GTEC
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・IELTS (British Ccounsil)
どれを受検するか、各テストの傾向を調べどれが自分に適しているのか(点数が取り易いか)も見極めなければならない。
そして結果が採用されるのは2回分であるとはいっても、複数回受検し受検慣れすることも出来るとすれば、高額な受験料のテストもある事から家庭の経済力のことも考えなければなりません。
そして更なる問題点が.....各テストの評価方法が異なるため、同一の尺度で比較する「ものさし」が必要です。
文科省は、各検定試験の点数・レベルの対照表を作っているという事ですが、はたして正確な「ものさし」が作れるのでしょうか。
例えば、英検2級がTOEFLの何点に相当するのか、科学的根拠が必要となります。
このように既に1年半後に迫った新しい制度のもとに実施される「大学入試共通テスト」が正しく実施される為に解決すべき課題は山積です。
高等学校長協会のみならず受験生やそのご家族が心配するのも当然です。
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(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室) 2019年9月13日 20:20