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神奈川県公立高校 今年(2019年度)の入試問題の傾向
昨日2月14日に平成31年度公立高校入試(学力検査)が実施されました。
全日制募集定員42,810人に対し50,887人が志願し倍率は1.19倍でした。
入試問題は、ここ何年かの出題形式に沿った内容ではありましたが、全体的に難化の傾向にあったようです。
数学の問題を例にとると
問1・問2はいつも通り計算問題で4択の選択問題(マークシート)で、ここは確実に得点したいところです。
問3は、平面図形の記述問題でいつもと違い難しい問題でした。
問4は、例年通り関数の問題でしたが、解法手順が若干複雑で最後の問いも座標を求める難易度の高い問題でした。
問5の確率の問題は、選択ではありますが6つの解から選択する内容で、思考力が問われた問題でした。
問6は、例年通りの空間図形でしたが、これも6択で考えさせる問題です。
最後の問いは正確な作図から解法を導く問題で難しかったようです。
問7は、昨年同様 部分記述の証明問題でしたが、新傾向を一部取り入れ特殊な図形の条件を問う問題が出た。
全7問の大問の数は例年と変わりませんでした。
昨々年からマークシート解答方式が導入され、導入初年度は若干難易度の下がる傾向にありましたが、昨年あたりから選択問題であっても選択肢を選ぶ内容はより深化した難度の高いものへと変わっています。
普段からの学習でたくさんの演習を繰り返す事により知識量だけでなく(知識力がある事がベースですが)考える力を身に付けていく事、思考力・判断力そして表現力を早い段階から習慣として身に付けていく事が大切です。
全体の結果(平均点や各問題の正答率等)が県教委から発表されましたら、“教育情報”のページにまた詳しく書きたいと思います。
・参考資料・
2019年度 (平成31年度)入試の教科別出題内容
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室) 2019年2月16日 16:55