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「河津桜」 と 「つるし雛」
たまにはこんな話題も….春の風物詩をふたつほど。
南の方から桜の便りがチラホラ聞かれますが、伊豆はやはり暖かいのでしょうか。
早咲きで有名な伊豆の「河津桜」が満開だそうです。
1955年に静岡県の河津町の河津川沿いで原木が偶然発見されたと言います。
河津桜は1月下旬頃に咲き始め2月いっぱい、年によっては3月までもの長い間咲き続け、見ごろの長い品種だそうです。
伊豆急線の河津駅近辺から河津川沿いに「河津桜並木」が約3kmほど続き、夜にはライトアップもされ、毎年この時期になると大勢の観光客でにぎわう様子がニュース等で紹介されています。
お隣りの伊豆稲取は、「つるし雛」で有名な地です。
稲取は雛の吊るし飾り発祥の地だそうです。
江戸時代の後期から稲取に長く続く風習で、娘の成長を願う母の手づくりのお雛様です。
段飾りのような豪華なお雛様ではありませんが、天井からたくさん吊るされた小さなかわいい手づくり雛は心を和ませます。
江戸時代には武家や豪商のように段飾りのお雛様を飾れる裕福な家はまれで、豪華な雛人形の代わりに着物の端切れなどで雛を模った手づくりの小さな雛を作り、それぞれの家で天井からたくさん吊るして飾ったと言う、切ない親心から生まれた風習です。
初春の伊豆には癒されます(^O^)/
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室) 2018年3月 1日 20:50