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志望校を選択するにあたって(その3)
大学の合格者数が減っている...。
定員8,000人以上の大規模私立大学では、合格者数が減っています。
それは何故か …. 政府の地方創生政策の一環として、大都市圏の大規模私立大学への学生の集中を抑制する為、2016年度から定員8,000人以上の大学に対して私立大学経常費補助金を不交付にするという措置が取られ始めたためです。
2017年には定員の1.2倍以上入学させると全額不交付という措置が取られました。
年度毎に段階的に厳しい内容となり、2018年には1.1倍以上で不交付。
2019年には定員超過分の補助金減額という措置が取られます。
2017年度入試では、首都圏の大規模私立大学の合格者は昨年に対して10%ほどの合格者数減少となっています。
一般入試総志願者数の増加という状況はあるとしても合格倍率は上がり、以前に比べ厳しい入試となったと言えます。
しかしその内容(内訳)を見てみると、一般入試の合格者数は大きな減となっていますが、センター方式での合格者数は微減、一方で推薦やAO入試に関しては逆に増となっている大学もあります。
また昨日の(その2)でも書いたように学力検査のみによる入学試験だけでなく、国公立を含めた各大学で推薦入試やAO入試といった多様な形態の切り口から個人の潜在的な才能を発掘・開花させる為の色々な入り口を採用する学校が増えています。
センター入試も2020年から改変されます。
高校の教育内容とリンクした新しい形の入学者選考も文科省や知識人が議論している最中です。
以前にも書いたように小中高・大学も含めて学校教育は社会に出てひとり立ちする為の準備機関です。
我々学習塾も将来の立派な社会人をつくる一助となれる存在であるために努力していきます。
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室) 2017年9月15日 18:50