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中学生になるという事...中1ギャップについて考える
小学校も中学校も卒業式が終わりました。
当教室の小学6年生も来月から中学生です。
小学校と中学校は通う学校が変わるだけでなく、いろいろな事が変わります。
「中学校は違う」と誰しもが思っていますが…。
何がどう変わって、それが子供たちにどのような状況をもたらすのでしょうか、またどのような影響を与えるのでしょうか。
あるアンケートによると小学6年生の保護者が捉えている「“中学生”“中学校”」の「“小学生”“小学校”」との違いとして次のような事を回答しています。
「勉強は、早く・厳しく・成績が明確に判定される」
「心身の成長が著しい一方で、小学生活より学習時間・部活動等で拘束される時間が長く自由度が減る生活で疲れやストレスが溜まる」
「人間関係は、部活動のタテ関係や広域から通学する生徒の集団となり友達関係が大きく変わる」
「新たにケイタイのメール等での付き合いも多くなる。付き合い方が変わる」
などをあげています。
まず勉強の面から考えてみましょう。
「英語」という新しい教科が始まります。
学習指導要領の改訂以降 小学校でも「初歩英語」の時間を取り入れて来ましたが、みんなで楽しく遊びの延長線上でやっていた「英語」と比べ中学の英語は文法が主体の学習となります。
算数は数学となり代数が出現したり公式を覚えたりと飛躍的に難しくなって行きます。
定期テスト(中間・期末)が行われ順位も発表されます。
テストの点数だけでなく、提出物や授業態度等を含め総合的に成績が判定される。
小学校の2段階評価(川崎市公立小学校)から5段階評価へ、5段階の評定も各教科4項目(国語のみ5項目)の観点評価で詳細な評定へと変わります。
小学校のように担任の先生が全教科を教えていた授業も、中学校では教科別に指導する先生が変わり、授業の進め方や板書の仕方も違うため、ノートのとり方や授業の聞き方も変えていかなければなりません。
小学校と同じ意識で、先生と一緒に練習していくなどと思っていたら、授業に取り残されていくのは明らかです。
以前にも増して意欲的に学習していかないと、気付かないうちにギャップの狭間に落ちることになります。
そして、いち早く中学校の勉強に慣れた友達と次第に差がつき、それが具体的に数値化され通知表の差となって表れ、目に見える現実として本人に突きつけられショックを受けることとなります。
キーワードは「自立」です。
まだ中学生ですから誰かに頼るのはOKです、しかし誰かがやってくれると言う意識から自立する事が大事です。
次に心身の成長と将来社会人となる為の練習期間(機関)としての中学校を考えてみます。
中学校では小学校の私服での通学から、常に制服を着て生徒手帳を持ち、そして校則というものに従わなければなりません。
将来 社会のルールを守り安全に生活していく為の練習です。
部活動では、先輩との上下関係に気を使い、子ども扱いで ある意味守られていた小学校の環境から急に「自立」を求められ、自ら考えそれを行動に移していく勇気が必要となります。
また思春期と重なり反抗期にもなるでしょう。同時に成長期でホルモンのバランスが乱れ体調を崩しやすい時期に部活の朝練・放課後練・土日の試合などで、まだ身体が出来ていない1年生は疲れがたまり、自分のキャパを越えてしまう事もあるかも知れません。
勉強と学校生活の両面で、自分で考え自分で判断し、そして計画的に行動する習慣を養う勉強の場でもあるのが中学生活です。
勉強の面でも生活の面でも人間的にも『中学生』に自然には成れません。
意識的に中学生にならなければなりません。成らせてあげなければなりません。
生活スタイルにきちんと沿って中学校生活を送らせるためには、学校任せにするのではなく、家庭や塾でもしっかりフォローしていく必要があります。
当教室でも、知識や学習方法を教えるだけでなくご家庭と一緒になって全ての生徒の後押しをしていきます。
当教室の“モットー”としているように、塾生に対し受験の合格だけを最終目標にいたしません。
いずれ親の手をはなれ自立する子どもたちの、何かに夢中になれる夢と希望を一緒になって育みます。
将来みんなが社会に出た時、頑張れる大人、自立した本当の社会人となれる事を思い描き、その一助となれる教育を実践して行きます。
それが本当の教育….と私は考えています。
当教室の小学6年生も来月から中学生です。
小学校と中学校は通う学校が変わるだけでなく、いろいろな事が変わります。
「中学校は違う」と誰しもが思っていますが…。
何がどう変わって、それが子供たちにどのような状況をもたらすのでしょうか、またどのような影響を与えるのでしょうか。
あるアンケートによると小学6年生の保護者が捉えている「“中学生”“中学校”」の「“小学生”“小学校”」との違いとして次のような事を回答しています。
「勉強は、早く・厳しく・成績が明確に判定される」
「心身の成長が著しい一方で、小学生活より学習時間・部活動等で拘束される時間が長く自由度が減る生活で疲れやストレスが溜まる」
「人間関係は、部活動のタテ関係や広域から通学する生徒の集団となり友達関係が大きく変わる」
「新たにケイタイのメール等での付き合いも多くなる。付き合い方が変わる」
などをあげています。
まず勉強の面から考えてみましょう。
「英語」という新しい教科が始まります。
学習指導要領の改訂以降 小学校でも「初歩英語」の時間を取り入れて来ましたが、みんなで楽しく遊びの延長線上でやっていた「英語」と比べ中学の英語は文法が主体の学習となります。
算数は数学となり代数が出現したり公式を覚えたりと飛躍的に難しくなって行きます。
定期テスト(中間・期末)が行われ順位も発表されます。
テストの点数だけでなく、提出物や授業態度等を含め総合的に成績が判定される。
小学校の2段階評価(川崎市公立小学校)から5段階評価へ、5段階の評定も各教科4項目(国語のみ5項目)の観点評価で詳細な評定へと変わります。
小学校のように担任の先生が全教科を教えていた授業も、中学校では教科別に指導する先生が変わり、授業の進め方や板書の仕方も違うため、ノートのとり方や授業の聞き方も変えていかなければなりません。
小学校と同じ意識で、先生と一緒に練習していくなどと思っていたら、授業に取り残されていくのは明らかです。
以前にも増して意欲的に学習していかないと、気付かないうちにギャップの狭間に落ちることになります。
そして、いち早く中学校の勉強に慣れた友達と次第に差がつき、それが具体的に数値化され通知表の差となって表れ、目に見える現実として本人に突きつけられショックを受けることとなります。
キーワードは「自立」です。
まだ中学生ですから誰かに頼るのはOKです、しかし誰かがやってくれると言う意識から自立する事が大事です。
次に心身の成長と将来社会人となる為の練習期間(機関)としての中学校を考えてみます。
中学校では小学校の私服での通学から、常に制服を着て生徒手帳を持ち、そして校則というものに従わなければなりません。
将来 社会のルールを守り安全に生活していく為の練習です。
部活動では、先輩との上下関係に気を使い、子ども扱いで ある意味守られていた小学校の環境から急に「自立」を求められ、自ら考えそれを行動に移していく勇気が必要となります。
また思春期と重なり反抗期にもなるでしょう。同時に成長期でホルモンのバランスが乱れ体調を崩しやすい時期に部活の朝練・放課後練・土日の試合などで、まだ身体が出来ていない1年生は疲れがたまり、自分のキャパを越えてしまう事もあるかも知れません。
勉強と学校生活の両面で、自分で考え自分で判断し、そして計画的に行動する習慣を養う勉強の場でもあるのが中学生活です。
勉強の面でも生活の面でも人間的にも『中学生』に自然には成れません。
意識的に中学生にならなければなりません。成らせてあげなければなりません。
生活スタイルにきちんと沿って中学校生活を送らせるためには、学校任せにするのではなく、家庭や塾でもしっかりフォローしていく必要があります。
当教室でも、知識や学習方法を教えるだけでなくご家庭と一緒になって全ての生徒の後押しをしていきます。
当教室の“モットー”としているように、塾生に対し受験の合格だけを最終目標にいたしません。
いずれ親の手をはなれ自立する子どもたちの、何かに夢中になれる夢と希望を一緒になって育みます。
将来みんなが社会に出た時、頑張れる大人、自立した本当の社会人となれる事を思い描き、その一助となれる教育を実践して行きます。
それが本当の教育….と私は考えています。
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室) 2017年3月24日 23:27