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ここで差をつけろ ! ... 神奈川県公立高校入試問題
神奈川県公立高校の入試問題は、25年度の入試制度改革以降全体的に問題の難易度が上りました。
それ以前の難易度は、全国的に見ても易しい入試問題の全国BEST5に入っていたくらいですから尤もな話ですが、神奈川県の公立高校を志望する受験生にとっては大きな問題です。
穴埋めや選択問題が減り記述する問題が増えたこと、与えられた情報を分析して知識に基づいて考える過程と結論に結びつける“思考力・判断力”そしてそれを的確に答えとしてまとめる“表現力”が問われる内容へと大きく変わりました。
知識の詰め込み学習だけでなく、日頃から思考力・判断力・表現力を養う演習(訓練学習)が必要なわけですが、サービス問題(例えば数学でいうと大問①.②の計算問題など)は確実にフル得点する事も大切になります。
そんな中で、配点が高く正答率が低かった問題で加点できれば、得点で優位に立てることは明白です。
特に上位校をめざす生徒は、ここに注目しましょう。
例として27年度の入試問題から、解かっていそうで得点できなかった(正答率の低かった)英語の問題を2例ほどあげておきます。
<正答率19.9%の問題>
( )内の語を正しい順番に並べ替える、ただし不要語が1語入っている問題
整序問題で正答率が低いものは圧倒的に“後置修飾”がからむものと“間接疑問文”。
〔大問4〕(ウ)の場合は、1語不要という条件があるため難度が高めですが、応答の文から意味は分かり易いはずです。
しかし、間接疑問文の理解が不十分だと正答には至らないでしょう。
間接疑問の単元は、中3の後半で学習するため、頻出であるにもかかわらず習熟が不十分なまま入試を迎えてしまう結果かも知れません。
≪解説≫
A : 明日の天気がどうなるか知りたいな。
B : 分かった、インターネットで調べてあげよう。
knowの目的語となる“疑問詞+主語+動詞...”の間接疑問をつくる。
“疑問詞”はhow、 “主語”はthe weather、 “動詞”は未来のことなのでwill beとする。
≪正解≫ how the weather will be (不要語はis)
<正答率(ア)18.0%・(イ)15.3%の問題>
絵と英文(与えられた情報)を見て(分析して)情景にふさわしい英文で答える(表現する)問題
英作文は、日本語を英語に直すといった単純な問題は減り、自由英作文や条件英作文といった形式の問題が目立ちます。
場面に応じた的確な英語で表現するコミュニケーション能力が問われます。
配点が大きい割に正答率が低いので、正解することにより点数に差をつけられるチャンス問題です。
〔大問6〕は、絵を見て状況に合った英語を書かせる条件英作文です。
難しく考えず自分が知っている英語表現をするわけで、give や play が思い浮かべば決して難しい問題ではありません。
基本的な単語・語句を用いて状況に合った表現が即興で出てくるか、と言う表現能力です。
マンガ的な絵を見て、その状況から考える英作文は毎年出ている問題です。
いろいろなパターンで練習しておきましょう。
≪解説≫
A : タクはギターの演奏に興味があったがギターを持っていなかった。
B : ある日、彼の祖母が彼にギターをくれた。
C : 3ヵ月後、彼は○○高校の文化祭でそのギターを演奏した。祖母は彼の演奏を聞いて嬉しく思った。
≪正解例≫
(ア)“彼の祖母がギターをくれた” という内容を英文にすれば正解
One day, his grandmother give him a guitar.
(イ)“タクが文化祭でギターを演奏(play)した”という文を書けばよい。
Three months later, he played it at the school festival.
それ以前の難易度は、全国的に見ても易しい入試問題の全国BEST5に入っていたくらいですから尤もな話ですが、神奈川県の公立高校を志望する受験生にとっては大きな問題です。
穴埋めや選択問題が減り記述する問題が増えたこと、与えられた情報を分析して知識に基づいて考える過程と結論に結びつける“思考力・判断力”そしてそれを的確に答えとしてまとめる“表現力”が問われる内容へと大きく変わりました。
知識の詰め込み学習だけでなく、日頃から思考力・判断力・表現力を養う演習(訓練学習)が必要なわけですが、サービス問題(例えば数学でいうと大問①.②の計算問題など)は確実にフル得点する事も大切になります。
そんな中で、配点が高く正答率が低かった問題で加点できれば、得点で優位に立てることは明白です。
特に上位校をめざす生徒は、ここに注目しましょう。
例として27年度の入試問題から、解かっていそうで得点できなかった(正答率の低かった)英語の問題を2例ほどあげておきます。
<正答率19.9%の問題>
( )内の語を正しい順番に並べ替える、ただし不要語が1語入っている問題
整序問題で正答率が低いものは圧倒的に“後置修飾”がからむものと“間接疑問文”。
〔大問4〕(ウ)の場合は、1語不要という条件があるため難度が高めですが、応答の文から意味は分かり易いはずです。
しかし、間接疑問文の理解が不十分だと正答には至らないでしょう。
間接疑問の単元は、中3の後半で学習するため、頻出であるにもかかわらず習熟が不十分なまま入試を迎えてしまう結果かも知れません。
≪解説≫
A : 明日の天気がどうなるか知りたいな。
B : 分かった、インターネットで調べてあげよう。
knowの目的語となる“疑問詞+主語+動詞...”の間接疑問をつくる。
“疑問詞”はhow、 “主語”はthe weather、 “動詞”は未来のことなのでwill beとする。
≪正解≫ how the weather will be (不要語はis)
<正答率(ア)18.0%・(イ)15.3%の問題>
絵と英文(与えられた情報)を見て(分析して)情景にふさわしい英文で答える(表現する)問題
英作文は、日本語を英語に直すといった単純な問題は減り、自由英作文や条件英作文といった形式の問題が目立ちます。
場面に応じた的確な英語で表現するコミュニケーション能力が問われます。
配点が大きい割に正答率が低いので、正解することにより点数に差をつけられるチャンス問題です。
〔大問6〕は、絵を見て状況に合った英語を書かせる条件英作文です。
難しく考えず自分が知っている英語表現をするわけで、give や play が思い浮かべば決して難しい問題ではありません。
基本的な単語・語句を用いて状況に合った表現が即興で出てくるか、と言う表現能力です。
マンガ的な絵を見て、その状況から考える英作文は毎年出ている問題です。
いろいろなパターンで練習しておきましょう。
≪解説≫
A : タクはギターの演奏に興味があったがギターを持っていなかった。
B : ある日、彼の祖母が彼にギターをくれた。
C : 3ヵ月後、彼は○○高校の文化祭でそのギターを演奏した。祖母は彼の演奏を聞いて嬉しく思った。
≪正解例≫
(ア)“彼の祖母がギターをくれた” という内容を英文にすれば正解
One day, his grandmother give him a guitar.
(イ)“タクが文化祭でギターを演奏(play)した”という文を書けばよい。
Three months later, he played it at the school festival.
(早稲田育英ゼミナール 読売ランド教室) 2016年6月 2日 19:07